グーナーの語る投資と保険と政治と酒、時々生活

主に全世界株インデックス投資と生命保険と政治について電機系メーカー営業が語ります。

ESGを支持することが少数民族を保護することにつながるのか

 

こんにちは。カバラン丸です。

 

 

 

 

 

 

 

全世界的にESGやSDGsへの関心が高まっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに私は全く関心がありませんでした。というのも、素晴らしい心がけではあるものの、投資のリターンに直結するイメージが持てなかったためです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、この度このような記事を見ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

www.msn.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中国の少数民族弾圧は指摘されて久しいですが、この度日系企業少数民族ウイグル族に対する強制労働への関与が取引先の中国企業で確認された場合、取引を停止する方針を固めたようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この対応の背景にあるのは近年人権環境問題への企業側の対応責任が重視されていること(=ESG)が関係しておりサプライチェーンに対しても当然こういった対応責任を求めるという流れを汲んでのものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つまり、世界的にESGへの関心/要求が高まった結果、上記対応に至った、ということでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上記記事から”ESG投資に参画することで間接的に少数民族保護の対応をすることができる”と言えるのかなと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

そこで検討に上がるのがやはりESG関連のインデックスファンドです。めぼしいものはあるのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以前、私はHSBC ESG米国株インデックスファンドについて記事にしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

kavalanmaru.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、アクティブファンドになってしまいますがコモンズ投信のコモンズ30もESGファンドではないもののESG関連の評価の高い投資信託となります。こちらも過去に記事にしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

kavalanmaru.hatenablog.com

 

park.commons30.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにコモンズ30はエポスカードで積立可能なtsumiki証券で買うことのできる数少ないファンドの一つです。

 

www.tsumiki-sec.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

脱線しますが私はエポスゴールドカードホルダーですが、おすすめはKITTEエポスゴールドです。他とかぶることが少ないです。というか、持ってる人見たことありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

kavalanmaru.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

話を戻します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

HSBCを除きインデックスファンドを出しているのは野村とりそなです。特に野村アセットマネジメントの野村インデックスファンド・先進国ESG株式は現状SBI証券のみでの取り扱いとなっており、専用ページまで設けてSBI証券で絶賛売り出し中です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SBI証券野村インデックスファンド・先進国株式専用ページ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、SBI証券しか取り扱っていないところが不思議だったのですが、理由が判明しました。

 

 

 

 

 

 

 

tawaraotoko.blog.fc2.com

 

 

 

 

 

 

 

 

このファンド、天下の野村證券さんの投信会社が作ったファンドであるわけですが、販売会社報酬を削ってるんですww以下、たわら男爵の記事の抜粋です。

 

 

 

 

 

 

 

 

SBI証券は「投信マイレージサービス」(投資信託保有額に応じたポイントを付与するサービス)を顧客に提供しています。
ポイントの付与率は投資信託ごとに異なりますが、信託報酬の安い投資信託の付与率は低く、信託報酬の高い投資信託の付与率は高い傾向にあります。
本ファンドの付与率は0.03%です。

この付与率は、相場よりも低い水準です。
たとえば、信託報酬が税抜0.26%と本ファンドよりも安いSmart‐i先進国株式ESGの付与率は0.05%です。

SBI証券が、本ファンドには0.03%しか付与しないのに、Smart‐i先進国株式ESGに0.05%を付与する理由は、両ファンドの販売会社報酬の違いにあります。

この点、Smart‐i先進国株式ESGインデックスの信託報酬の配分は、極めてオーソドックスなものです。
つまり、信託報酬から0.02%を信託銀行報酬として差し引き、残りの0.24%を運用会社と販売会社で山分けするというものになります。
そのため、SBI証券の報酬は0.12%です。

しかし、Funds‐i先進国ESG株式では、運用会社が0.19%、信託銀行(※)が0.03%の報酬を取ります。
その結果、販売会社であるSBI証券の報酬は0.05%だけしかありません。

※信託銀行は野村信託銀行かと思いましたが、三井住友信託銀行でした。


こういう露骨なことをすると、普通は販売会社に嫌われて販路が広がりません。
しかし、本ファンドは天下の野村が運用するものですから、何とかなると思ったのかもしれません。実際にSBI証券が取り扱っているわけですし。
ただ、SBI証券が取り扱うファンドは楽天証券も取り扱うのが通常です(※)。本ファンドの販売会社に楽天証券の名前がなく、現時点における販売会社がSBI証券だけしかないという事実は、今後の販路の拡大に対する重大な懸念材料となります。

 

 

 

 

 

 

ちなみに上記の通り、信託報酬がより低いりそなSmart-i先進国株式ESGインデックスの方がSBI投信マイレージサービスのTポイント付与率を多くもらうことができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに野村のこのファンドは信託財産留保額が0.3%設定されています。これは賛否両論ありますが、私は嫌です。

 

 

 

 

 

 

 

 

faq.tsumiki-sec.com

 

 

 野村アセットマネジメント | 野村インデックスファンド・先進国ESG株式(愛称:Funds-i 先進国ESG株式) | 商品

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、私が他に注目しているのはりそなアセットマネジメントのSmart-i先進国株式ESGインデックスファンドとSmart-i国内株式ESGインデックスファンドです。

 

 

 

 

 

 

Smart-i 先進国株式ESGインデックス|りそなアセットマネジメント

Smart-i 国内株式ESGインデックス|りそなアセットマネジメント

 

 

 

 

 

 

 

この中で国内ESGインデックス投資は申し訳ないですが個人的には「無いかな」といった感じです。理由は日本国内で未だESGを本格的に捉えている/考えている風潮が少ないこと(どこか他人事のような感じ?)、そもそも日系企業が今後飛躍的に成長する市場は新興株市場=グロース株しかないと感じています(だからtsumiki証券のひふみプラスだけで良いかな)。なので、個人的にはあまり魅力を感じませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、Smart-iシリーズはどちらも低信託報酬かつ余計な手数料が一切ない名前の通り”スマート”な商品です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

唯一にして最大の懸念点は、ESG関連のインデックスファンド全て純資産残高10億円以下と芳しくないことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっぱ、ESGってテーマ型だから敬遠した方がいいのか?それともここで間接的にも環境問題、今回のブログテーマで言えば世界で叫ばれる人権問題の解決/改善に少しでも貢献できる可能性があるのか?そこであらためてESG投資とはなんなのか、見てみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ESG投資のESGとはE(Environment=環境)・S(Social=社会)・G(Governance=企業統治)の略語です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人権問題はこのESG投資のS(Social=社会)に掛かってきます。労働環境の改善をしているか、人権問題はないか、女性活躍を推進しているか、地域社会への貢献をしているのか等々。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのため、もし、このESG投資に参画することで、人権問題の解決の一助となることができるのだとしたら、私はたとえテーマ型で流行り廃りがあり、そして純資産残高が低くとも、今回のブログ記事からESG投資にも(捻出できる金額は少額ですが)積立投資を始めようかな、と思った次第です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あらためて、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カバラン丸、ESG投資始めます!

 

 

 

 

 

 

(ちなみに銘柄はHSBC ESG米国株式インデックスファンドとSmart-i先進国株式インデックスをSBI証券で少額で積立てます。)