こんにちは。カバラン丸です。
投資の話というかビジネスの話といった感じですかね、今回の記事は。
私は農林中央金庫の奥野一成さんを崇拝しています。(なのでおおぶねグローバルも買っています。100円だけですがw)
連載の続いていた奥野さんのコラムが最終回を迎えました。
なかなかに強烈なワードが続いていますね。
インデックス投資だけを続ける人は機会損失をしている、と。
記事の内容をざっくり書くと、
個別株やアクティブファンドに自分の金で投資することで企業の成長による見返り=成果に直結するため、より成果を上げるために投資家自身が勉強をする/学びの機会を得る。
これが、インデックス投資には無いアクティブの学びだと。
これに関しては、個人的には、う〜ん、、、といったところです。
なぜかというと、この後に
顧客自身もまだ気づいていないような課題や、上司が最適と考えている業務プロセス上の問題を発見し、それを解決することで「価値」を提供すること
株式投資を通じて、ビジネスへの問題意識が変わっていくと「自社が解決している課題とは何か」「自社が社会に向けて発揮している価値とは何か」に思いを巡らせられるようになります。
となり、この具体例を奥野さん自身もある特定の会社から学んだ、と。
そしてまた以下のように続きます。
ビジネスにおいて顧客の抱える問題を真に解決するためには、顧客のビジネスモデルや収益構造を熟知しなければいけないということ
それを考える際に、世界中の強い企業へ投資をすることで素晴らしいヒントを得ることができる
自らのビジネスマインドを高め、組織に所属していたとしても主体的・能動的に働く人々のことを、私は「労働者2.0」と呼んでいます。
これ、ビジネスパーソンというか、私が営業で意識していること、そのものなのです。特に最初の顧客もまだ気付いていない課題や業務上のプロセスの問題を発見し、解決することで「価値」を提供するという部分。
これ、私が24歳、社会人2年目の時に初めて営業キャンペーンで個人賞を受賞した内容がまさにこれでした。
正直、私は運が良かっただけかもしれません。ただ、その時に「営業の本質とはお客様の課題を解決すること=コンサル営業」なのだが、このもう一歩上を行くのが、そもそも顧客自体が問題であると気づいていない課題を発見し、解決すること。と、実体験を持って体感することができ、自分の中で腑に落ちる感覚を持てたのです。
そのため、そもそもアクティブ投資をしなくてもこの気付きは誰にでも起こり得ることだと思いますし、その後インデックス投資をして世界経済や金融業界にとても興味を持つことができました。
そのため、正直、キッカケ自体はなんでも良いのだと思います。インデックスファンドでもアクティブファンドでも個別株でもそれこそ自分の仕事や営業でも。
大事なのはキッカケが訪れた時にそれをモノにできるか、そしてその成功体験を積み重ねることができるか。
ここまでは、正直会社員の仕事だけでなんとかなるレベル。
しかし、このもう一歩先である世界経済の動向まで含めて物事を考えるにはやはり株式への投資経験がないと感覚を身につけられないと思います。
そしてそれはアクティブファンドで無くても十分。全世界もしくは先進国株式のインデックスファンドで十分なのです。
ちなみにここまでくれば十分、上の記事の労働者2.0にはなれますね。
さらにもう一歩先、それこそ投資先企業の事業環境や財務基盤が安全かどうか
など財務表を見たりだとか、PERはどーだとか、そういう部分まで見識を広げるには個別株やアクティブファンドは有益だと思います。それこそ月次の報告書で今月の投資TOPIXを上げてくれるようなアクティブファンドは買わずとも、その報告書を読むだけで勉強になります。
これ、まぁアクティブファンドのおおぶねのことなんですけどねw
と言うことで、管理人は労働者2.0でした。万歳?いやいや、目指すべきは経済的独立ですよ、つまり自由を手に入れること。
ま、とりあえず営業でも何でも自分の仕事で成果を出したければ資産形成で株式市場への(積立)投資をするのが一番です。
とりあえず、私は自分の付加価値を高めることをこれから1年間やっていきます...おし、頑張るぞ!