グーナーの語る投資と保険と政治と酒、時々生活

主に全世界株インデックス投資と生命保険と政治について電機系メーカー営業が語ります。

資産運用おすすめの一本:eMaxisSlimオールカントリー

こんにちは。カバラン丸です。










ここでは資産運用で私が最もおすすめする一本を紹介します。つまり、「一つだけ選べと言われたら、これだ!」というやつです。












それはeMaxisSlim全世界株式(オールカントリー)です。









emaxis.jp












私が「これだけ買っとけば良い」と思う理由を以下で説明したいと思います。











①リスクの高い株式投資で究極のリスクヘッジである全世界株式への投資だから
②信託報酬最安値を追求し続けるファンドだから
時価総額比率で常に比率が変わるためリバランス不要だから












一つずつ説明していきますね。













①リスクの高い株式投資で究極のリスクヘッジである全世界株式への投資だから

これはよくバランスファンドで「リスクの高い株式と値動きのマイルドな債券でバランスを取り、株価暴落時に債権がクッションの役割を果たす」なんて言われたりすると思います。実際セゾングロバラなんてそう言って株式と債券50:50ですしね。



www.oyagakoniosieyou-fosterassets.com




上のブログでも述べていますが、かつて金利の高かった時代は債権を組み込むことで株と逆の値動きのため株価暴落時にクッションの働きをしましたが、空前の低金利時代に債券にクッションの役割なんて期待できません。そうなると最強のリスクヘッジは全世界への国際分散投資=全世界株式インデックスファンドとなります。









②信託報酬最安値を追求し続けるファンドだから

これは数ある全世界インデックスファンドの中からeMaxisSlimシリーズを選んだ理由になります。


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そんなん、ここから選ぶに決まっとりますやん!って感じですね。







時価総額比率で常に比率が変わるためリバランス不要だから

現在、全世界株タイプは以下5種類に分けられます。
MSCI ACWIに連動するもの
MSCI ACWI ex JAPANに連動するもの
③FTSE AGCIに連動するもの
④複合指数(GDP比率)
⑤複合指数(3地域均等)


この中でslimシリーズにあるのは①MSCI ACWIに連動するもの/②MSCI ACWI ex JAPANに連動するもの/⑤複合指数(3地域均等)になります。




しかし、⑤はslimシリーズ屈指の不人気ファンド且つ日本/先進国株/新興国株を均等に持つというのが何を持ってして3地域を均等にするのかが曖昧、そして理由がなく根拠もないこと。そして日本の比率が多すぎ&日経225でなくもっと腐ってるTOPIXなので論外のため除外。





そうすると時価総額で比率を決める①と②から選ぶことになります。日本を含めるか否かですね。






よく、”日本を除く“を勧める内容に、既に日本株ファンドを持ってるから/日本の会社に勤めていて給料貰ってるから、などなどありますが、私は日本で日系企業に勤めているのであれば日本が含まれている方がいいかなと思いました。





だって、自分が頑張ることで経済が活性化するんですから。たとえ非上場の会社だったとしても自分が仕事で結果を出し、その得意先が世界シェアを伸ばし、日本の経済が回って結果的に株価も上がるなら、今の仕事を頑張らない理由なんて無いですよね?





私は、日本という国に対していろいろ思うところはありますが、それでも資産運用まで日本を見限りたくはないなと思いました。





なので、自分の仕事のモチベーションの一部としても全世界株に日本を含めることを勧めます。




そのうえで、時価総額で各国の比率が決まってるので、勝手にリバランスしてくれます。もう、本当にこれ一本でいいと思いますよ。うん。








民主主義の未来に賭ける、という意味で先進国株でもいいと思いますが、良くも悪くも新興国も持っておいていいと思います。だって、中国、絶対上がるもん苦笑


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先進国株/新興国株比較自作資料
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30年前の時価総額
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30年後のGDP予想



こうして見ると日本の凋落、いやむしろ日本こんなに小さいのにかつて時価総額で一位、GDP2位の経済大国になれたのが奇跡ですよ。。。







これからは、日本も頑張るけど、世界がどっちかというとかつてのバブリーでブラックな日本になるし、なんなら中国はそんな感じの匂いがプンプンするので、時価総額の全世界株式を買うことをお勧めします。(GDP比だともうすでに中国の比率が高すぎる苦笑)