こんにちは。カバラン丸です。
非常に、恐ろしい記事を見つけました。
この記事を読むと、中国問題が台湾や尖閣どころではないのがわかると思います。
toyokeizai.net
中国が考える本当の領土?「国恥地図」実物を入手 | 中国・台湾 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース
中国には現在の国境を示す「通常の地図」とかつての領土を示す「国恥地図」の2種類があり、国恥地図は北はモンゴル全土、東は樺太/台湾/沖縄から南はブルネイ/マレーシア/シンガポール、西はカザフスタン/ウズベキスタンまで広大な領土が広がります。
これら元々の領土を失った恥の歴史であり国の恥の地図=国恥地図という意味合いになります。
こうして考えると南シナ海で軍事活動を拡大してる理由も合点がいきます。
習近平の指す「偉大なる中華民族の復興」がかつての領土の回復をも暗に指し示すものであるとするならば、台湾や沖縄だけでなく南シナ海の国々ほぼ全域が飲み込まれるということになります。。。恐ろしい。
~实现中华民族伟大复兴中国梦~
baike.baidu.com
实现中华民族伟大复兴的中国梦_百度百科
ちなみに、樺太も入ってるのでロシアともバチルじゃんとか思ったのですが、昨日のNHK高校講座見てビビビと来てしまいました。
今現在進行形でロシアとウクライナは戦争してますよね。あれ、1700年に取った南下政策の延長線上なんですよね。
www.nhk.or.jp
NHK高校講座 | 世界史 | 第23回 ロシア帝国
1200年代に存在したモスクワ大公国時に領土広げたくて海を目指したけど冬になると全部凍っちまうから港が使えないということから不凍港を目指して1700年代に南下政策を実施。
当時の首都サンクトペテルブルクはヨーロッパ側のため今でいうブルガリア近辺から不凍港獲得を目指しました。
しかし、ことごとくヨーロッパ各国に阻まれ、結局シベリア鉄道で東の端、ウラジオストクまで漕ぎ着けやっとのこと不凍港を獲得。
ただ、ウラジオストク(東端)は当時の首都サンクトペテルブルク(西側)から今でもシベリア鉄道で1週間というクソ長い時間かかることから、ロシアにとって欧州側の不凍港獲得は悲願という訳です。
この南下政策の延長線上でロシアによるウクライナ・クリミア侵攻/戦争が今も継続しているという恐ろしい内容になります。
これは私カバラン丸の勝手な考えですが、ロシアはかつて存在したモスクワ大公国時代の悲願達成のために、中国は清朝時代以前のかつての領土を回復し偉大なる大国の姿に舞い戻る為に、それぞれ活動していると考えると、、、笑えないくらい怖い話ですよね。。。