こんにちは。カバラン丸です。
みなさん、ヘッジファンドってご存知でしょうか。
ヘッジファンドとは“さまざまな取引手法を駆使して市場が上がっても下がっても利益を追求することを目的としたファンド“のことです。
区分では特殊型(絶対収益追求型)というものに分類されます。

元々このヘッジファンドはイギリスで誕生したもので、最古のヘッジファンドとして有名なマン・グループはなんと1783年創業です。

そしてこの旗艦ファンドであるマンAHLは約180億ドルの運用資産を持ちます。

ちなみにこのマンAHLはコンピュータープログラムに基づいて、世界中の株や債券、商品市場などに投資するCTA(商品投資顧問)と呼ばれるヘッジファンドで金融政策に値動きが左右されない資産に運用先を分散させているのが特徴です。
例えば電力市場は天候・気温などによって発電量や電力需要が変わり、価格も動く=政策による「リスクオン・オフ」とは無縁の世界となります。
マンAHLはこうした保守的に忍耐強く利益を得るスタイルを用いて1996年3月~2010年9月の間で年率リターン16.7%を記録しています。
ただ、こうしたヘッジファンドは主に富裕層向けに私募投信として限られた人のみが出資して運用されるケースがほとんどです。それこそプライベートバンク等で資産を守る目的でよく利用されており一般人とは無縁でした。
しかし、中にはこのヘッジファンドを投資対象としたファンドも存在し、一般人でも購入することができるものがあります。
例えばマンAHLのシステムを用いて運用する大和アセットマネジメントのマンAHLスマート・レバレッジ戦略ファンドはSBI証券で買うことができます。

ただ、信託報酬が衝撃の2.1%

そして運用成績も芳しくないというww

ダメやん!笑
って中で、色々探していたら見つけてしまったのです。
それが三井住友DSアセットマネジメントが運用するマイ・ウェイ・ジャパンです。

残念なのが毎年3月に配当金出しちゃうのが残念なのですが、まぁ1回/年なので許容範囲ですね。
特筆すべきは運用チャートになります。

綺麗な右肩上がりなのです。ものすごい数字こそ出さないものの、毎年確実に安定した利益を投資家にもたらしていく。これこそヘッジファンドだと思います。






原油の値動きの激しさとマンAHL運用のスマレバの残念さ、値段が変わらないという部分で明治安田ノーロード社債アクティブとマイウェイジャパンが競ってますが、どの期間で見ても常に右肩上がりなのはマイウェイジャパンです。
これは本当にすごいとしか言えません。
特に標準偏差が常に3以下というとんでもない安定感

元本保証とリスクヘッジが大好きな日本人好みのファンドかもしれませんね。
しかし、唯一にして最大の欠点が一つ。。。

なんで無期限じゃないんだ!!!!!!!!!!!
あと、注意点として販売店手数料が0.3%となります。

つまり、楽天証券での楽天カード積立では0.2%還元となってしまいますね。残念。
(販売店手数料が0.4%以上のファンドでないと楽天カード積立時の1%ポイント還元は受けられません)
2026年3月17日までの期間限定となってはしまうものの、十分検討できるファンドなのではないかな、と思います。
ちなみに、とても悪手ではありますが、楽天キャッシュでの積立→即現金化なんかにとても適したファンドかもしれません。
ポイ活で使うと楽天キャッシュのチャージ分0.5%(〜22年12月までは1%)のポイントが付与され、ポイント投資分も含めてこれらを全て現金化できてしまいます。
ただ、このファンド、どんなに投資を勧めても「投資はリスク」と言っている人なんかには響くところがあるかもしれません。
また、株価暴落時のちゃんとしたリスクヘッジの役割も果たしてくれそうです。そういう意味でも使い道はありそうですね。
ちなみに、、、レバナスのお供にもいいかもしれません。

こうして見るとさっきはとんでもなく上がっているように見えた原油がしょぼく見えてしまうくらいレバナスのアウトパフォームが凄まじいことがよくわかりますね。
はい、ということで今回はこれで以上です。
みなさんの資産形成の一助となりましたら幸いです。