グーナーの語る投資と保険と政治と酒、時々生活

主に全世界株インデックス投資と生命保険と政治について電機系メーカー営業が語ります。

海外オフショア生命保険とは(リブログ)

こんにちは。カバラン丸です。









生活に役立つ情報を発信していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

















今回は海外オフショア生命保険についてです。

















まず、海外オフショア生命保険とは何か?ですが、、、












・香港やマン島等の非課税地域=オフショア地域の金融商品である
・非課税地域であるため配当金等が課税されずに再投資できることから年率リターンが課税地域と比べて1%程度高い

ジャナスフォーティファンド(日本)
ジャナスフォーティファンド(オフショア)





・年率リターンが1%でも違うだけで長期での資産形成で大きな違いを産むことになる
kavalanmaru.hatenablog.com
(記事:72の法則参照投資信託基本の基:複利と72の法則 - グーナーの語る投資と保険と政治と酒、時々生活)
・金融拠点として外貨を集めて経済を活性化することを目的としているため魅力的な金融商品であるケースが多い
・ただし、世界各国がオフショア地域への資産回避による脱税を取り締まる=パナマ文書とかで有名になりましたよね。そのため日本に居住する日本人は基本的に加入できない
*また、デフォルトの危機に瀕していると金融機関が判断した場合も加入できなくなったりする
例:韓国(韓国は日本からの米ドル拠出が滞った瞬間にデフォルトに陥るほど経済が脆弱な状況のため、日韓関係が嫌悪なムードになると韓国人が加入できなくなる措置が取られたりしたことがある)
・2〜5年間での短期間での払い込み一生涯の生命保険を買える
・しかも、債券(主に長期米国債)で確定金利を、株式で変額金利を別々で出し、死亡保険を残したまま一部解約して現金化することも可能
・さらに、商品にもよるが被保険者を何度でも変更可能(親族であれば)、このタイプの商品であるSunLifeHKのVISIONは 120年間運用を続けることができるため、相続対策にも学資保険にも子供の資産運用の柱にも何にでも利用可能。


















と、こんな感じでしょうか。メリットバカリですね。
















ちなみに”基本的に“日本居住者が入れない理由は日本政府が外国資本の保険商品の介入を規制しているからです。アクサ生命外資系保険会社が日本で販売している商品であるユニットリンク(イギリス:ハンサードが作ったアスパイアというユニットリンク型変額保険を日本に輸入)などは日本のルール内で作った商品なので問題ありませんが、カナダのサンライフ等が取り扱う香港の商品を日本で販売すること自体NGとなります。しかし、香港内の信託会社を設立しこの信託会社が契約して被保険者を日本居住者に途中で変更することで合法的に契約するというスキームがあります。そして、この方法を現状受け入れているのがサンライフ社やFT Life社、最近になりイタリアのジェネラリ社(GENERALI)も対応してきたようです。















カタログというか設計書の表紙はこんな感じですね。

GENERALI
















ただし、以下に記載するデメリットも考慮して入ることを検討したほうが良さそうです















・米ドルか香港ドルでの積み立てとなるため為替の問題は発生する=円での支払額が一定にならない
・香港に銀行口座を持っていれば香港ドル積み立てにより手数料無料だが、香港に銀行口座を持っていない場合はクレカ払いとなり基本2.5%手数料が取られる。(ITAなど一部手数料無料のところもある)
・解約返戻金を受け取る口座として香港や外国の銀行を持っておいた方が便利だが、これも日本居住者はマイナンバーカード提出の義務が発生し、解約返戻金受け取り時に年末調整の対象となる。(しなかった場合は脱税容疑が掛けられる)
・かと言って日本の銀行で受け取ってもメガバンクしか受け取れなかったりする(例えば楽天銀行は受取拒否)そのため日本に住み続ける予定の人は使い方が難しい






























私は将来MM2H取ってマレーシアに移住とか、トルコのニートビザとって移住とか、バリ島とかエジプトとかシンガポールとかニュージーランドとか、、、まぁ日本から脱出したくて仕方がないので加入はありかな思っています。また、将来日本で住み続けるか確定していない子供たちなんかにはね被保険者とするのもいいと思います。
















ちなみに加入を検討しているのはSunlife HKのVISIONです。













サンライフHK VISION













ちなみにカタログはこんな感じです。

VISION

























世界のどこにいても稼げる力があればどこに住むかなんて自由に決められますからね。そんな力を得られるようこれからも引き続き模索していきます!



















以上、皆さんの資産形成の一助になりましたら幸いです^^














過去記事
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