グーナーの語る投資と保険と政治と酒、時々生活

主に投資と保険と政治について電機系メーカー営業が語ります。

中国の大卒初任給が約15万円に~5年前と比べて倍増~

こんにちは。カバラン丸です。













転載禁止のため画像UPできないのですがNNAのニュースに「中国の大卒初任給約15万円に 前年比で1割超上昇」という内容のものがUPされていました。












つまり、8000元~9000元ですね。











私が北京に留学していたころ(2016年ごろ)の大卒初任給は4000元~5000元でした。











この5年間で約倍増したことになります。









改めて人民日報でもしらべたところ、同様の記事がありました。
中国38都市の冬季平均初任給が14万2千円に上昇--人民網日本語版--人民日報











20年末の段階ですでに9000元付近ですね。2012年ごろは12円/元でしたが15年ごろは20円/元でした。現在は17円/元程度。レートにもよるものの約15万円/月程度でしょう。













このスピード感で見れば、恐らくあと5年もすれば中国の大卒初任給は日本の大卒初任給を上回ります。












さて、同様の記事が文集オンラインでもUPされています。
news.yahoo.co.jp
平均賃金は韓国以下…「貧しい国」になった日本が生き残るための“新常識”(文春オンライン) - Yahoo!ニュース













日本の平均賃金はこの30年で不変です。iいや、むしろ平均年収は下がってきています。
年収自体はサラリーマンであれば年功序列で上がっていきますが、少子化なので税負担は厳しくなる一方です。
つまり、30年前の同じポジションの人よりも手取りは少ないことになります。















この流れだと駐在員システムももうすぐ崩壊するでしょう。だって安価な現地社員を採用し、駐在員を派遣するというそもそもの考えが覆されるからです。現地社員の給料が高い、だから駐在員はそう簡単に派遣できなくなります。そうなると海外で活躍する日本人は減っていき、企業の本土化が進むでしょう。ある意味であるべき姿になるとも言えます。


















そう考えると日本人がこのクソみたいな世界を生き抜くには今後外国語を話せることは必須条件となり、+@どんな専門知識があるか?が問われる世界になると思います。
















・・・もう、日本に固執して住み続けることをやめません?ww

















最後に文集オンラインの記事の内容で締めたいと思います。

















 これまで日本人の資産運用はほとんどが日本国内を対象としていたが、その考え方はあらためた方がよい。30年前であれば、日本における大企業は世界における大企業だったが、今となっては国内で大企業であっても、グローバルでは弱小企業に過ぎないというケースは多い。

 株式投資の王道は優良な大手企業に長期投資することだが、その基準に合致する日本企業は大幅に減っている。投資の初心者であればなおさらのこと海外企業に目を向けるべきだ。幸い今はネットが普及しているので、オンライン証券を使えば海外企業にも国内と同じ感覚で投資できる。

 仕事という点では、海外で稼ぐことも視野に入れる必要があるだろう。
海外で稼ぎ、最終的には物価の安い日本で暮らすというライフスタイルは今後、当たり前のものとなるだろう。

















貧しい国、日本。なんか、悲しいですね。