こんにちは。カバラン丸です。
今回はインデックスファンドではありません。ゴリゴリのアクティブファンドです。
しかも全世界でも先進国でもなく新興国です。その中でもアジアに特化したファンドになります。
アジア製造業ファンド
アジア株・アクティブ・オープン
この2本になります。
まず、ベアリングスジャパンのアジア製造業ファンドから。
そもそもこの記事を書こうと思ったきっかけがこのモーニングスターのPR記事を見たからです。
「アジア製造業ファンド」設定25周年記念・特別対談レポート | モーニングスター 特集
6月末までなのでURL貼ったところで見れなくなりますがww
というかそもそもベアリングスジャパンって何?ジャパンってついてるから外資!?
と思い調べたところ、イギリスの会社でした。
上のPR記事を見て、ほうほうほう、こんなファンドがあるのか〜と思い、目論見書と月次レポート見たところ、これが面白い!
ちなみに私は現在製造業に勤めているのでなかなか面白いなーと。というのも、ここで感じるのがなんやかんや言って経済成長、発展の基礎は製造業なのです。特に最近流行りのフィンテックやらVRの進化もAIの発展も関係ないと思いきや、基盤は製造業なのです。特にこういった分野を支えているのは製造業の中でも半導体になります。この半導体ICの進化、ロジックの微細化、3DNANDの多層化によって、それこそレディプレイヤー1のような世界が実現されるわけで、それを製造するためには半導体製造装置メーカーが必要なのです。
つまり!これからも産業の基盤は製造業が担い続けるということです。
ということで、見ていきましょう。アジア製造業ファンドの月次レポートです。
25年続いてるんですね、すごい...
国別構成比でトップは香港、次点が台湾です。3位に韓国、なんと中国は4位です。非常に意外でした。
また、約1/4を半導体セクターが占めています。そらそうですね。今をときめくTSMCがいますからね。
また感動したのが投資動向および今後の見通しです。
しっかりと書かれています。何をどういう理由で売って何をどういう理由で買ったのか。また今後の動向についてしっかりと書かれていました。
これは一受益者として、個人投資家として安心できる材料のひとつになりますね。
さて、みんな知ってるJPモルガンのアクティブファンド
JPMアジア株アクティブオープンです。
こちらもモーニングスターよりYouTubeで存在を知りました。
たしかに、すごいパフォーマンスですね。
モーニングスターのアプリを使いこの二つのファンドの比較をしたところ、
過去1年
過去3年
過去5年
過去10年
過去1年はほぼ同率ですが長くなればなるほど圧勝です。
...一応3ヶ月だけアジア製造業ファンドの方が上回ってました笑
さて、それでは月次レポートを見ていきましょう。
すごいですね。さすがのパフォーマンスなのでR&I2021ファンド大賞で最優秀ファンド賞取ってます。
こちらも組み入れ銘柄ではTSMCがトップです。
ただ、棒グラフなので比率が分かりづらいですね。
さて、個人的に最も意識している、大事だと思っている報告書の部分です。
・・・
内容、薄くね...?
ざっくりしすぎじゃね?
表面的なことしか書いてなくね?てか何売って何買ったか何も書いてなくね?
ということで、、、大変失望しました。このファンド。
たしかにパフォーマンスは素晴らしいのですが、個人的にそれを裏付ける、というかファンドなら動きが見えないのが非常に残念でなりません。
たしかに、アジア製造業ファンドもファンドマネージャーの名前とか顔とか分からないですよ?
それこそ農林中金のおおぶね並みの質と量でもないです。それでもグラフも報告書の内容もわかりやすくしっかりと中身のあるものでした。
と、いうことで!
アジア製造業ファンドをSBI証券で積立しようかな?なんて思ってる今日この頃です。
6/30のカード積立解禁に合わせて、購入ファンドを公開したいと思います!
それでは!