グーナーの語る投資と保険と政治と酒、時々生活

主に全世界株インデックス投資と生命保険と政治について電機系メーカー営業が語ります。

成長する業界、成長する国、成長する企業で働くということ

こんにちは。カバラン丸です。








掲題の言葉は得意先のお客様から頂いた言葉です。中国の超優良企業で働く日本人の方です。












・日本が成長するには高度経済成長期を支えた世代が去らなければいけない
・彼らが残ることでかつての成功/栄光の経験から「これでいい」となり、それ以上成長しない










上記2点を言っていました。















たしかに、政治家も会社の幹部も皆自分の立場や地位を守るために必死ですよね。森会長や二階幹事長なんていい例です苦笑













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国や会社を本気で良くしようと思っている人が、果たしてどれだけいるか。



















じつはうちの会社は過去30年間ほぼ売り上げが変わっていません。















よく言えば安定している。













悪く言えば成長していない。














いや、成長しているのだけれど、時代に合わせて成長しているだけで、それを上回る“何か”は無い。
















・・・ん?















なんか、これ、日本の経済に似てませんか?



















日本は過去20年間で名目GDP成長率脅威の1.1倍。中国は15倍、アメリカも2.5倍。









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下記PDF抜粋

https://www.meti.go.jp/report/tsuhaku2014/2014honbun_p/pdf/2014_02-01-03.pdf
















また、TOPIXとS&P500を比べた時、1988年12月末起点でいくとTOPIXは0.8倍、S&P500は13倍です。




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つまり、うちの会社は日本の向上しない経済の波にまさにそのまま乗ってただけなんですよね。そして恐らくこれからもこれは変わらない。つまり現場の努力というより、日本経済が上向かない限り、このままではうちの売り上げは上がらない。(逆に言えば極端に下りもしない)





















ただ、日本の経済は少子化によるデフレ不況から平均年収の低下が進み、なんなら増税も進み、手取り額は減る一方。

















上で、このままでは、と書いたけれど、新しい事業や新しい分野/領域/サービスに進出しない限り、多分、うちの会社では、将来は明るくない。だって、乗っかってる指数がS&P500じゃなくてTOPIXだから。あ、上場してないけどここでは便宜上、ね。


















インデックス投資は右肩上がりに成長していく指数を選んで初めて効果が出る。成長しない指数に投資してもリターンが得られないのは当たり前。うちは、後者の状況。そして恐らく日本の企業の大部分がそう。(まぁ、だからこそ海外比率を上げて、海外のビジネスを取っていくしかないのだけれど。そして日本のMMT経済戦略を守るためにも経常黒字を上げるために海外で稼がねばならない...)



















そこで成長する業界、成長する国、成長する企業で働くということを考えてみる。


















…うーむ、ただ、この安定を投げ出してそっちに行くってのは、確かに勇気のいることだったりする。

















…あとは、“自分が何がしたいか”か。。。
















何がしたいかな、実は結構、日本の社会人のマネーリテラシーを上げることの方がやってみたいことかもしれない。せめて会社の、それこそ自分の周りの人のマネーリテラシーを上げてみたい。だってそれが間違いなくその人の人生に良い影響を与えることが出来るし、日本の経済にも絶対寄与できる。
















あとは、オンラインでやってる投資信託クリニックのカンさんとかは過ごし方とかもいいなーって思うけど、FPで食ってこうとは思わないんだよなー。あくまで、副業でいい。そして、これを本業にして利益至上主義に走った自分の餌食になるような人は発生させたくない。しかしこれは綺麗事かもしれないし、うーむ。難しいなー。。。