グーナーの語る投資と保険と政治と酒、時々生活

主に全世界株インデックス投資と生命保険と政治について電機系メーカー営業が語ります。

投資信託基本の基:複利と72の法則

こんにちは。カバラン丸です。









生活に役立つ情報を発信していきたいと思いますので、よろしくお願いします。













今回は72の法則についてです。















資産運用をする際によく引き合いに出される考え方です。72を期待する年率で割ると元本が倍になるまでの年数を算出できるという計算方法で、株式市場は上下するのであくまで一つの考え方として、参考程度にして頂ければと思います。













72の法則







資料は4%(=一昔前の日本の生命保険)とS&P500に投資する米国ETFのVOOで比較しています。米国ETFはドル換金の手間など面倒臭くて仕方なかったのですが、このVOOを買うだけインデックスファンドがSBIアセマネから出ました。それがSBIバンガードS&P500です。


















以上、SBI証券より抜粋





















VOOは(どの間隔で見るかによって変わりますが)年率リターン約7%程度として考えます。すると、72÷7=10.2年→約10年で元本の倍になるわけです。


















ちなみに日本の定期預金金利、良くても0.01%で計算すると…72÷0.01=7200年ですね。元本が倍になるまで7200年掛かります。



















日本の預金がどれだけ非効率的かがわかっていただけたでしょうかww


























ちなみに長寿ファンドについてはもう少し正確に計算ができます。SBIバンガードS&P500はまだ2年ちょっとのファンドです。なので2022年5月現在、1年での期待リターンは29%程度。これは良すぎる数字です。なので上ではVOOにて約7%で試算していました。
















長寿ファンドでいくと例えばキャピタル世界株式ファンド。アクティブ運用ではあるもののかなり優良なファンドになります。














SBI証券から抜粋













過去46年間で年率リターン8.8%、これを72の法則で算出すると、、、















72÷8.8=8.18年、つまり8年と2ヶ月ちょっとで元本の倍に増えてくれます。



















一つの考え方に過ぎませんが、それでも驚異的なリターンを産んでくれることがわかったかと思います。これこそが複利の力です。資産運用に於いては長期/分散/積立が推奨されますが、複利を活かすために長期運用が推奨されているのです。













長期分散積立













この複利の力を最大限に活かすには以下2点が求められます。
1:早く始めること
2:資金を突っ込むこと


















資金が足りない人は複利の恩恵は半減してしまいますが積立投資にしてドルコスト平均法を使って少額からでも資産を投資し運用していきましょう。















どちらにせよ、複利を最大限に活かすのは早く始めることです。運用期間が長ければ長いほど複利は効いてきます。ちなみにローンや借金が雪だるま式に膨れ上がる、と言いますが、これも複利です。気をつけましょう。



















最後にアインシュタインの名言で締めたいと思います。

















複利は世界八番目の不思議だ。
理解している人はそれを稼げる、理解していない人はそれを払う。』


“Compound interest is the eighth wonder of the world.
He who understands it, earns it. He who doesn’t, pays it.”

  • Albert Einstein -


”复利是世界第八大奇迹。
理解它的人就赚大钱。
没有理解的人就要付出代价。“

  • 阿尔伯特·爱因斯坦 -