グーナーの語る投資と保険と政治と酒、時々生活

主に全世界株インデックス投資と生命保険と政治について電機系メーカー営業が語ります。

空売りファンド

こんにちは。カバラン丸です。


皆さんはマディ・ウォーターズという会社をご存知でしょうか。


この会社は空売り専業ファンドです。さて、では空売りとは何でしょうか。

www.smbcnikko.co.jp





上の記事をまとめます。
空売りとは信用取引によって株式を借りて売る行為
・1000円/株×1000株=100万円分の株式を借りて売る=空売り
・このままだと1000株は借りてる状態のためいつか買って返さなければならない。
・800円/株に下がったタイミングで1000株を現物購入=80万円で1000株分購入できているため返済完了。
・結果として差額の20万円が利益として手元に残る




これを空売りといいます。私はこれを見てブルベアファンドのベアファンドってこの仕組みを使ってるのかな?とも思いました。
正直あまり詳しくはないのでこのあたりはまた自分で勉強していきます。





ちなみに、これによってあることができます。

個人投資家であれば持っている株式などの下落リスクをヘッジする目的で利用すれば株価下落時に利益を上げることができる
*これと似たものにVIX指数(恐怖指数)というものがあります。これは通常の株と真反対の値動きをするETFです。このVIX指数単体であれば株高の時に買って恐慌のときに売れば億万長者、逆にこのVIX指数と空売りを組み合わせて恐慌の時にVIX指数のETF空売りし市場が普通に戻った際に買戻しすることで億万長者になれます。。。ん???マジか。。。え、マジか。。。今書いてて自分でもびっくりしてる。これ、これ、こういうロジックであってるよね!?!?!?!?
空売りファンドが売り推奨レポートを発表し株価を意図的に下げに行く



①については*~でまとめています。これはまた別件で記事にまとめましょう。うわーやろうかな、VIX指数の空売り。これ多分ガチでやべーよな、これ、このVIX指数を買うための資金をとりあえず持っとけばこれえげつないことになるよな。ちょっと空売りマジで調べよう。


はい、脱線しました。すみません。今回は主に②についてです。ここで冒頭に戻りましょう。



そう、マディ・ウォーターズです。以下のような記事があります。

www.msn.com




上記記事をまとめます。
マディ・ウォーターズ空売り専業ファンド
・彼らは調査会社並みにターゲットの会社を調べ上げて売りが妥当である理由をレポートにまとめ発表する。
・一例としてカナダで上場していたサイノフォレストという香港の会社が粉飾決算をリークされ株価1/10になり破綻、CEO他4名が詐欺の容疑で26億3500万ドルの損害賠償支払いを命じられるも中国に逃亡中
・この一件から実績を得た同社は汚職まみれの中国系企業をターゲットとして次々に上場廃止に追い込み中には倒産した企業も。
・これを支えるのは訴訟に耐える正確で高い調査能力、人工衛星や飛行機などあらゆる手を尽くしてターゲット企業を調べ上げ証拠をつかむ。
・過去には日本企業もターゲットにされているが日本電産は完全に失敗、ペプチドリームは一時株価下落も現在空売り前の株価を更新しているため日本市場では失敗が続いている
・日本で成果をあげられていない理由は中国企業(特に裏口上場で米国に上場したような会社)のような極端な不正会計が少なく、また同ファンドが優秀な日本人アナリストや情報ネットワークを獲得できていないため
マディ・ウォーターズは中国の“コロナ禍の勝ち組”をターゲットにし始めており、今後の攻防の行方が注目される。

*ちなみにマディ・ウォーターズの社名の語源は中国語の「渾水摸魚」=水をかき混ぜ、魚が混乱しているときに摸(と)るという慣用句の渾水(muddy water)に由来するようです。





と、こんな感じです。





すごいですね。。。空売り専業ファンド。みんなから嫌われそうww






でも確かに相当儲かりそうですね。特に中国系企業なんて汚職のオンパレードでしょうからね。火のないところに煙は立たないといいますが、煙しかたってないのが中国系企業ですからね。でも、こんなことばっかされてたら中国嫌いになるよな、アメリカのこと。まぁ、中国が悪いっちゃ悪いんだけどね。汚職まみれだから。でも、いい気分はしないよな。このなんか、ターゲットにされる感覚。嫌だなー、うん。






私は死んでもこんな空売りファンドで働きたくはないですが、①のVIX指数と空売りの組み合わせはアリかなと思いました。
それでは!