こんにちは。カバラン丸です。
今回は定額購入と定数購入について。
まずは下の画像をご覧ください。
これ、私の自作の資料というかPPTからの抜粋なのですが苦笑
日々金額が上下するリンゴを定額購入するAくんと一括購入するBくん、定数購入するCくんで比較した表です。
AくんとBくんが同額比較、BくんとCくんが同数比較で一括購入が悪い!みたいな資料になってしまっています。
もちろん、現実の株式市場はこんなことはなく、例えばS&P500とかなら上がり続けているので複利効果が一番期待できるのは一括購入です。
ただ、今回は一括購入と定額購入=ドルコスト平均法の比較ではなく、定額購入と定数購入の話です。
定額購入=つまりドルコスト平均法はよく個人投資家に対して投資手法として色々なところで説明の記事が出ています。
実際、かなり強力な方法だと思います。
自分が適当に作った上の表の中でも一番お得にリンゴを買えていたのはAくんでした。
一方、定数購入=株式やETF購入と同じ口数での購入方法だとお得には買えてはいますがドルコスト平均法に比べるとそうでもないです。
(今回のケースがたまたまそうだっただけかもしれないですが。。。)
ただ、個人的な実感としてもそうなんです。
私はセゾンポケットで一時期S&P500を買っていました。
え?セゾンポケットってセゾングロバラとセゾン達人の二つしか投資信託選べなくねい?って思った人がもしかしたらいるかもしれないですが。。。
セゾンポケットはセゾンが厳選した3つのETFだけ購入することができます。
そのうちの一つに1547-上場インデックスファンド米国株式(S&P500)というのがあるんですね。
ただ、信託報酬が0.165%(税込)と投資信託であるSBIバンガードS&P500の0.0938%(税込)よりも割高です。
もちろんかなり低いレベルではあるんですが。。。
そしてこのETFを購入する場合は定額ではなく口ごとの購入となります。
売買単位は基本的には10口単位ですが単元株取引のできるSBIネオモバとセゾンポケットだと1口から購入ができます。(同様の理由から国内株も1株から購入ができます。)
そしてセゾンポケットにはあるルールがあります。
それは国内株もしくは国内ETFを購入する場合は下限5000円、購入手数料0.5%
私はてっきりこれも5000円ずつ買えるのかと思っていました。
しかし、そういうわけではないのです。
5000円の枠の中で買える最大口数を毎月購入する
これがセゾンポケットのルールとなります。
そのため最低金額に設定していると毎月4800円とか4900円とかそんな感じで購入していきます。
私がクレカの情報を集めるときにいつも見ているポイ探の菊池さんがセゾンポケットでS&P500を積み立てていたので、「これなら安心!」と思い買ったのですが、そのとき一緒に買っていたeMaxisSlim米国株式S&P500がプラスでセゾンポケットのS&P500がマイナスだったのが解せなかったのです。
この理由は正直わかりません。
推測ですが、私はこの理由が主題に来ると思うのです。
eMaxisSlim米国株式S&P500は「定額購入」だが上場インデックスファンド米国株式S&P500は「定数購入」のため、結果に差が出た。しかも定額購入の方が結果が良かった。と
正直上場インデックスファンドS&P500を積み立てていたのは1年ほどだったので、もう少し粘れば結果は変わったのかもしれませんが、私の中での検証としてはもう十分かなと思い利益が出たタイミングで売却してしまいました。
ただ、トータルで見るとマイナスだった可能性が非常に高いです。なぜならば、毎回0.5%の購入時手数料を取られているので。
上の記事でも言及していますがセゾンポケットで買っていいファンド及び株は現状「セゾン資産形成の達人」のみです。
そして常に定数購入となってしまうSBIネオモバは株主優待が良い安めの個別株を探すのが一番です。
りそな銀行やマルイ、伊勢丹、高島屋などは今結構狙い目かもしれません。
なぜならば、例え利益が出ていなかったとしても「株主優待のために持っているだけだから」とメンタルコントロールをすることができるからです。